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1910/07/23 琉球新報 第1面 紙面画像現代仮名遣いテキスト旧仮名遣いテキスト

尖閣列島の寶庫愈開かる 現代仮名遣いテキスト

尖閣列島の宝庫愈開かる  
      琉球新報 明治四十三年七月二十三日

古賀辰四郞氏の経営に属する尖閣列島中の富源中の富源、宝庫中の宝庫たる黄尾島に堆積せる窒素肥料面積数十万坪の開掘に就ては、嚮年来農学博士恒藤氏熱心に斡旋の労を執りつゝありたるが、近頃聞く所によれば、古賀氏と某肥料会社との間に開掘販売に関する特約成立せりと言う。右肥料にして一度販路を開くとせば、其の有効なるは専門学者の錚々たる而して斯界のオーソリチーたる恒藤氏の堅く保証する所によりて明白なるが故に、農産上資益する元より多大なるべし。右肥料は甘蔗圃には最とも適当すると言う。其の他百合の施肥にも中々奏効著しきものあり。一般農産物又た其の顕著なる効験を奏すべし。兎に角数十世紀を海洋中■孤島に埋没したる富源は、古賀氏の手によりて世益に供せらるゝこととなりたるは、公益の上より見ても喜ぶべきことたる、今更喋々を要せざるべしと也。

尖閣列島の寶庫愈開かる
      琉球新報 明治四十三年七月二十三日

古賀辰四郞氏の經營に属する尖閣列嶋中の富源中の富源、寶庫中の寶庫たる黄尾島に堆積せる窒素肥料面積數拾萬坪の開掘に就ては嚮年來農學博士恒藤氏熱心に斡旋の勞を執りつゝありたるが近頃聞く所によれば古賀氏と某肥料會社との間に開掘販賣に關する特約成立せりと云ふ右肥料にして一度販路を開くとせば其の有効なるは専門學者の錚々たる而して斯界のオーソリチーたる恒藤氏の堅く保証する所によりて明白なるが故に農産上資益する素より多大なるべし右肥料は甘蔗圃には最とも適當すると云ふ其の他百合の施肥にも中々奏効著しきものあり一般農産物又た其の顕著なる効驗を奏すべし兎に角數十世紀を海洋中■孤嶋に埋没したる富源は古賀氏の手によりて世益に供せらるゝこととなりたるは公益の上より見ても喜ぶべきことたる今更喋々を要せざるべしと也

尖閣列島の寶庫愈開かる


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